今の痛み・つらさは未病予防の扉かもしれません

不登校-退学処分を免れ卒業できました

私は2人の男の子を持つ母親です。
子供も下の子が、高校3年になりました。高校へ入って1年、2年、3年と早いものでそろそろ卒業間近となり、何かと落ち着かない毎日です。
子供が高3になり、今年も暑い夏がやって来ました。夏休みも終わり、2学期に入って、9月の始め、何事もなく10日位過ぎたある日の事、突然「学校はつまらない」と、子供が言い出し学校へ行かなくなってしまいました。

来る日も来る日も、そして1週間が過ぎ、かと思うと、今日は学校へ行くと言って、何事も無かったかのように行く。こんなことの繰り返しで2ケ月が過ぎました。
学校で何かあったのかと思い、先生や友達に問い合わせたところ、「何も無い」と言う返事でした。

最近では”いじめ”という問題がまるで、はやりの様に起こっているのでもしかしてこどもが!などと思いもしました。しかし、それは私の考え過ぎでした。ホッとはしたものの、出来ることなら何とか卒業だけはしてもらいたい。
もう少しだから・・こんな気持ちが焦るばかりで、どうしたら良いものかと思い余って奥野先生に相談しました。

相談してから1週間が過ぎ、週に2日は学校に行く様になりました。
日が増すごとに学校へ行く回数が増えてきました。
しかし、今まで休んでしまった分を取り戻すことは無理でした。
時間は戻ってはくれません。学校側では、「これが最後のチャンスで、明日から毎日来ないようなら退学という事になりますが、承知しておいて下さい。」とのことでした。

これも、致し方ない事です。親の私にもどうする事も出来ません。本人の意志次第で、また、これからの人生も変わって行くことでしょう。
子供と最後の話し合いをし、私は退学を覚悟していました。そして、翌朝子供は起きたとたん、サッサと制服を着るなり、学校へ行きました。

翌日も翌日も、そして、1週間が過ぎ、2週間が過ぎ、今では毎日行っております。
私は、こんな光景が今までは当たり前のように思っておりましたが、こんな事があってからというもの、毎朝“よかったと胸を撫で下ろす毎日です。

今振り返ると、まるで夢であったかのように思われます。
先生にお願いして本当に良かったと思っています。
唯々“ありがとうございます”の、一言しかありません。

先生に巡り逢えていなかったなら、今頃どうなっていたかと思うと心が痛みます。本当にありがとうございました。
この一言に尽きます。
これからも、どうぞ、お体を大切にして戴きたいと思います。

追伸
無事卒業できることができました。(^o^)

不登校治療 息子

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